オメガラビリンス 評価・レビュー

さて、オメガラビリンス発売翌日からひたすらやってました。

プレイ時間40時間、クリア後のチャレンジダンジョン２つクリア。

（９９F達人の塔クリア）まで行きまして、まだ残りのダンジョンはありますが

正当な評価ができるかな？と思ったのでこの辺でレビューを。

まず最初に結論から言うなら、良い意味で裏切られました。買いですｗ

＜良かった点＞

・全体的に完成度は高い。ストーリーはゲームの性質上ほぼあってないようなものだが、敵の強さやバランス回りはローグライク初心者に向けて十分遊べるよう調整されている。　

・キャラが5人選べるが、それぞれ所持スキルで差が出るようになっていて良い。もちろん見た目で選んでもOKな程度の違い。

・イラスト等がかわいい、罠でのCGなど罠に入って集めようという気持ちにもなる。バストサイズ別でイラストが若干変わったり、それをコンプでトロフィーがあったりするので収集欲が沸く。

・クリア後の達人の塔６１Fからがこのゲームの本番とも言うべき歯ごたえのある難易度に。一気に「狩る側から狩られる側へ」ぬるいぬるい言ってたら一気に崖下へ落とされた気分ｗ　とてもやりがいがあって面白かった。

・悶絶香という「ダンジョンから持ち帰ってお気に入りのキャラを強化できるシステム」が素晴らしい。一旦戻って強化して再度ステータスの上がったキャラでチャレンジしてみようと言う気持ちにさせてくれる。

＜悪かった点＞

・操作性回りの一部未熟な点。特に同じ矢や石を拾ったときに自動的に拾って個数を追加してくれない部分。いちいち既存アイテムを置く（交換）→整頓ボタンで矢をまとめる→再度置いたアイテムを拾う。といった場面が何回も発生する。

・ダンジョン内で鑑定のテンポが悪い。慣れてくると鑑定イベントをスキップする事が多くなるが、それならばダンジョンでもまとめて鑑定できるようにして欲しかった。

・一部装備品とのバランスをもう少し調整すべきだった。特にパートナーはランス以外の選択肢がない。

・私は「未確認」ですが、混乱の本使用時にフリーズする可能性があるようです。装備品と所持アイテム全部消えるので。要セーブデータバックアップ。

・思ったより特殊合成の種類が多く、さらに装備品に特性をつけるスロット個数が変動していたり、一部の装備にしかついていない特性を別の武器に移植するなど装備品の育成要素がある。特に後半で手に入る「必中」特性をもつ装備品を手に入れると今まで産廃だった命中率の低い斧や大剣が一気に輝く。

＜賛否両論ある点＞

・アイテムを一度にもてる個数が30個までと少ない。壷などがないのでたくさん保管しておく事ができない。それなのにダンジョンに戻ってからしか使えない悶絶香が結構な個数でる上にまとめられず、かつアイテム送りの本もそれを補う個数が出ない。

ただ見方を変えると、「悶絶香を選ぶかダンジョンを有利に進めるアイテムを選ぶか」の２拓が発生するので、アイテム枠を減らしてクリア時の見返りを多くするか、悶絶香をあきらめてアイテム枠を確保するかの判断できる＝クリア難易度をプレイヤーが選ぶ一つの手段。となっている。

個人的な考えでは私はこの方がいいと思います。基本的に達人の塔６０Fまではストーリー全般も通してぬるい難易度ですからね。これでアイテム大量に持ってたらぬるすぎますわ。

＜総評＞

私は十分すぎるくらい満足してます。がんばってトロフィーコンプくらいまではやってみようかなと思えますし、キャラクターもかわいいと悶絶香で育てる気にもさせてくれますねｗ

オメガラビリンス　　9点/10点満点中